“自分の意見に誘導”しようとしない

 聞きたい事を明確にして質問をしましょう。
 『“意味不明な質問”をしない』の続きです。

 次のポイントはこちら。

 ④ ”自分の意見に誘導”しようとしない

この前、新しくできた○○に行ってきたんですよ。

あっ、私も行きましたよ。何か混んでる割にイマイチじゃありませんでした?

 うーん、そういう聞き返し方されちゃうと違う意見だった時に言いづらくないですか?

 相手も同じように感じていたのなら、

本当そうですよね!せっかく並んだのに『これで終わり!?』ってガッカリしちゃいましたよ。

 なんて感じで盛り上がるかもしれませんが、逆の感じ方をしていた場合は

(長時間並んだ甲斐はあったし楽しかったって思ったんだけど、こんな風に聞かれたら言えない・・・。)

 という事になりかねませんよね。

 それに、”楽しかった事”を否定されても気にしない人はいますが、喜ぶ人はあまりいませんよね。

 「人は人、自分は自分」という考え方ができて

えっ、そうでした?私は行って良かったですよ!

 というように胸を張って堂々と言える方なら良いんですけどね。

 ただ、出会ったばかりのお相手の感じ方を否定する事になるかもしれないリスクを負う必要はありますかね?

あっ、私も行きましたよ。どうでしたか?

 こんな風に、まずお相手の意見を促してからご自身の意見を述べる方が本音も聞きやすいですし良いと思います。

 確かに、自分の意見をまず述べる事で早めに価値観の違いを浮き彫りにできる時もあるかもしれません。

 でも、わざわざ短時間のお見合いの中で相手の価値観を否定してもあまり意味はありません。

 合わないと思ったのなら、お見合いが終わってからお断りすれば良いだけです。

 それに、相手を否定しないトレーニングは結婚後も役に立ちますよ。

 どんなに気の合う夫婦でも、感じ方や考え方が100%同じなんてことは有り得ませんからね!

  『“聞き返し方が失礼”過ぎる』に続きます。

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この記事を書いた人

ひでのアバター ひで 代表カウンセラー

東京都にある結婚相談所エル・エル・ブライダル(東証プライム IBJ 正規加盟相談所)の代表カウンセラーです。
シングルファーザー時代にIBJで婚活経験があり、ひとり親の視点でもアドバイスが可能です。
婚活の実体験等を書いたり、面白いブログを目指します。

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