全然恥ずかしい事ではありませんので、会話の中で知らない単語が出てきたら素直に教えてもらいましょう。
『“聞き返し方が失礼”過ぎる』の続きです。
次のポイントはこちら。
会話は、基本的に最後まで聞く事が大切です。
ただ、時には途中で会話を打ち切らせてあげても良い時があります。
少し難しいのですが、会話例で何となく理解してもらえると嬉しいです。
まずは、会話泥棒になってしまった例です。
この前、急に美味しいパスタが食べたくなって、たまたまテレビで見た○○にある△△ってお店に行ったんですけど、そこで凄い
えっ、△△!?私も行った事あります!あそこの□□食べました?あれ、最高に美味しいですよ。
(凄く並んでいても待てるかどうか聞いてみたかったんだけどな・・・。)
共通の話題が出てきてテンション上がるのは解りますが、反射的に自分が話したい事だけを話すのは良くありません。
仲の良い友達だったら会話の途中で割り込むのも全然構いません。
ただ、この女性はお見合いという短い時間の中で相手の考え方を聞いてみたかったのに、途中で遮られてしまったせいで何を食べたとか食べなかったとか、わざわざお見合いで話さなくても良い話ししかできませんでした。
もちろん、お見合いでも世間話が無駄という事はありません。
でも、話しの腰を折られると続きを話す気が失せる人もいますし、お互いの会話のペースや傾向が掴めるまでは相手の伝えたい事を聞いてから、自分の話しをした方が良いと思います。
きちんと、相手の話しを聞いた上で
実は私も前に△△に行ったんですよ。奇遇ですね。
そして、お互いにそのお店に良いイメージを持っているのが分かったら
今度、一緒に行けたらいいですね!
なんて方向に話しを持っていければ更に良いですよね。
ただ、会話泥棒はしない方が良いケースがほとんどですが、時には相手の話しを先取りして引き継いでも良い場面もあります。
こういった出会いの場なのでお聞かせ頂きたいのですが、離婚の原因って何だったのでしょうか?
えっと、その、お恥ずかしいのですが、その・・・私以外の女性と・・・
大変だったんですね。
このように、話さなければいけない事ですが言い難い事ってありますよね。
そういう内容の時は全てを聞く前に察して、会話を引き取っても良いと思います。
もちろん、全部聞くのも悪い訳ではないです。
私もそうでしたが、離婚経験のある方はお見合いでそういう事を聞かれる可能性を考慮して臨んでいますしね。
ただ、全部言わないでホッとする場合もあると思いますので、ご自身の性格やその時の空気で使い分けてください。
そういう状況判断に自信が無い場合は、素直に最後まで聞く方が良いかもしれませんね。
『質問をあらかじめ用意し、終わったらメモを取る』に続きます。
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