何だか懐かしいドラマのタイトルみたいになりましたが『家政婦のミタ』面白かったですよねぇ。
調べてみたら2011年放送らしいので、知らない方も増えてきてるでしょうね。
それはともかく、前にこんな事がありました。
30代中盤の女性と40代になったばかりの男性の実話エピソードです。
その方達のお見合いは女性が男性に申し込む形で成立しました。
二人はお見合いで意気投合し、二時間も話しをしてお別れしました。
もちろん、その日のうちにプレ交際が成立して男性から女性にファーストコールがいき次のデートの約束をしたそうです。
男性は女性の可愛らしさと優しさに惹かれ、女性は男性の力強く決断力がある所に惹かれていたようです。
最初のデートは仕事帰りに食事に行く事になりました。
お見合いの時は話しが弾んだけど、次に会った時はそれほど・・・という事も少なくないのですが、お二人はこの時も楽しい時間を過ごせたようです。
このデートの前に、一軒目の店は男性が支払い二軒目の支払いは女性がするという事も決めていたようでした。
20代は割り勘が多いのですが、40代以降は男性が払う事が多かったりします。
でも、最近は女性も気を遣うので割り勘で良いという方も増えています。
なので、最初にこういう風に決めるのは良いですね。
そして、三度目のデートの時でした。
ちょっと、おトイレにってきますね。
じゃあ、会計しときますね。
一軒目のお店だったので、彼はそう仰ってくださったそうです。
レジが混んでいたのか分かりませんが、女性がトイレから戻った時にまだ男性は支払いをしていました。
女性は少し離れた所で何とはなしにその様子を見ていました。
二軒目の支払いを彼女が持つ事になっていましたが、金額によっては少し払わなきゃと考えていたそうです。
すると、彼と店員さんが何やら話しをしています。
何を話しているの全ては聞こえませんでしたが、どうもカードで支払おうとしたのに使えないという話しをしているようでした。
(もしかして、カードで払うつもりだったから現金を持ってきてないのかな?)
(だとしたら、私が払おう。)
そう思い、声を掛けようとしました。
しかし、彼は諦めたかのように現金を取り出し始めました。
(あっ、現金も持ってたのかな!?なら、良かった。)
安心したその瞬間。
彼はカードが使えない事に腹を立てたのかお金を投げつけるように渡したのです。
マンガだったら「ほらよ」って吹き出しが付く感じで。
(えーーーーっっ!!)
彼女はその行動にかなり引いてしまったそうです。
その後、二軒目も行ったのですがイマイチ楽しめずに帰宅したそうです。
帰ってからお風呂に入り、落ち着いて考えてみました。
(うーん、たまたまあんな風になっちゃっただけなのかな?近くで見ていた訳ではないから真相は分からないしな。)
そして、もう一回会ってよく確認してみる事にしたのです。
相談を受けた私は、
なるべく先入観を持たないでお相手を見るようにしてください。粗探しが目的ではないので。
そんな風にお伝えしました。
彼女もそれまで通りに振る舞うように努力してくださったようです。
その上で、よくよく観察してみると気になる点が幾つかあったそうです。
中でも、一番気になったのが店員さんを呼ぶ時で
いいかな?
こんな風に呼ぶそうです。
彼は40代、ウェイトレスは恐らく20~30代なので、声の掛け方としてすごく悪いという訳ではないのですが「すみません」とか「注文良いですか?」みたいにして欲しかったんだと思います。
ちょっと、偉そうな印象ですからね。
これは好き嫌いというか相性なんでしょうね。
あと、器を下げる時に店員さんがほんの少し大きめにガチャっと食器を鳴らしてしまったそうです。
申し訳ございません。
そうお詫びするウェイトレスさんに対して彼は何も言いませんでしたが、一瞬だけ目線をジロっという感じで動かしたみたいです。
これを聞くと、何となくパワハラ気質というかモラハラ気質というものを感じますよね。
直接その男性に聞けば言い分があるのかもしれませんし誤解なのかもしれませんが、出会って早い段階で将来の自分の扱いがこうなるのかと思い始めてしまったら結婚は無理です。
そのデートを最後に彼女はプレ交際を終了しました。
会計の時の態度に彼女が気付いていなかったら、もしかしたら進展していたかもしれません。
彼が彼女に見られている事を知っていたら違う態度を取っていて、違う未来があったかもしれません。
でも、”if”を言っても意味が無いのが婚活なんですよねぇ。
こういう事もあると心掛けて日頃から過ごすと私生活にも婚活にも良いかもしれません。
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