お見合い今昔物語

 20代、30代くらいの方にはピンと来ない話しをします。
 別に知らなくても良いのですが、小ネタとして読んでいただけたらと思います。

 お見合いのスタイルは今と昔では大分違います
 30年前と今とでは別物と言っていいくらい変化しています。
 その大きな特徴は3つ。

目次

個人情報開示を避ける時代になった

  昔は婚活している人の写真と釣書(ほぼ履歴書みたいなもの)を持ち歩いて、仲人さんが見せて歩いてそのお相手が気になったらお見合いを組むという方式が主流でした。

  むき出しの個人情報を何人分も持って歩いた上に、見せて回るって今の人の感覚じゃ考えられませんよね。
  そんな大らかな方法も時代と共に変わり、今はお見合い前に渡す個人情報は名字もしくは名前のみなので安心です。
  まぁ、個人情報に抵触しない範囲のプロフィールはアプリ等で確認できるようにはなっていますけどね。

親や親戚・上司からの紹介が激減

  今も全く無い訳じゃありませんが、かつては親や親戚・上司等からの紹介がとても沢山ありました。
  もちろん、上手くいけば感謝の気持ちしかないと思いますが、合わないと紹介してくださった方に申し訳ない気持ちになったりするし断るのが大変だったと思います。

  そんなこともあり、しがらみがある中での紹介をわずらわしく感じて面倒という方が増えたんでしょうね。
  合コンくらいならまだしも、お見合いに関しては激減しています。

  ちなみに、結婚相談所では交際OKもお断りも全てカウンセラーがやります
  しがらみも無いし楽ですよ。

結婚の決め手は条件よりフィーリング・相性が重要に

  かつてのお見合いは、今よりも条件(収入や家柄等)を重視する方の割合が大きかったです。
  男性が外で働き、女性が家を守るという考え方があったからなんでしょうね。

  戦国時代じゃあるまいに、親の会社同士の繋がりを強固にする為に結婚した事もあったとか・・・。
  もちろん、当人同士が納得していれば問題は無いんですけどね。
  中には、お見合いをして二回目に会ったのが結婚式場だったなんてこともあったみたいですよ。

  でも、今は共働きが当たり前になり条件よりも『異性として人として好きになれるか?尊敬できるか?』『お互いのフィーリング』が結婚を決める上で重要になってきました。

 昔と今のお見合いの大きな違いはこれくらいでしょうか。
 これは30年位前のイメージで50年位前とかになると、また少しイメージも違いそうです。

 その頃は、結婚しないと半人前で大人失格みたいな時代背景もあったので、かなり強引に結婚させられた人も多かったんでしょうね。
 それによって未婚率が低かったのはメリットだったかもしれません。
 少子化どころか人口増加が心配されて、2000年代に入ると人口が2億人を超えて住む所を探すのも大変になるなんて心配をする方もいましたしね。

 ただ、個人の幸せという観点では悲しい思いをした人もいたのかなぁ。
 そんなお見合いなら、廃れて良かったと思います。
 でも、昔には昔の、今は今の良さがあるのかなとも思っています。

 お見合いの形は時代と共に変化していますが、様々な婚活ツールの中で一番結婚に近いのが結婚相談所であるということには自信を持っています。
 結婚したい方は、ぜひ一度今のお見合いというものをご覧頂きたいなと思います。
 今も昔も普段出会えない身元の確かな人達と出会う事ができるというメリットは変わりませんからね。

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この記事を書いた人

ひでのアバター ひで 代表カウンセラー

東京都葛飾区にある結婚相談所エル・エル・ブライダル(東証プライム IBJ 正規加盟相談所)の代表カウンセラーです。
シングルファーザー時代にIBJで婚活経験があり、ひとり親の視点でもアドバイスが可能です。
婚活の実体験等を書いたり、wikiになるような面白いブログを目指します。

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