結婚相談所で真剣交際をしているお二人にとって、最大のイベントはプロポーズだと思います。
かつては男性がするのが一般的でしたが、今は女性からのプロポーズも増えつつありますね。
方法やシチュエーションは様々で、個性や性格が表れる部分でもあります。
ただ、今も昔も変わらず定番で人気なのが指輪を出しながら「結婚してください」という方法のような気がします。
私もプロポーズではありませんが、初めて指輪なんて物をプレゼントした時のことは忘れられなかったりします。
それは、学生時代にできた彼女の誕生日。
食事をして夜景を見て彼女を送り届けて停めた車の中。
どう振る舞ったら良いのか分からず緊張しまくりで恥ずかしいのもあり、おどけた感じで
ほい、誕生日おめでとう!
なんて言いながら軽い感じでプレゼントを渡したものです。
でも、そんなスマートとは言えない渡し方でも彼女はとても喜んでくれました。
ありがとう。
とハニかみながら包みを開ける彼女。
箱の中には申し訳程度に石の付いたリング。
そんなチープな指輪でも、買い物嫌いの私が行ったこともないジュエリーショップで汗だくになって店員さんと話しながら買っている姿をイメージしたようで泣いて喜んでくれました。
まぁ、そんな姿を見ても私はまだ緊張が解けず汗だくになっていましたけどね。
本当に本当に嬉しい。ありがとう。
(どんなのが良いか、さっぱり分からなかったけど喜んでくれてるみたいで良かった。)
着けてみて。
えっ、いや、無理だよ。
いいから、お願い。
しょうがないなぁ。
と指輪に手を伸ばし着けてみました。
ね?
違う!
ん?
私!
そこには薬指の第二関節で入らずに止まっている指輪を見せつけてマヌケな顔をしている私がいました。
初めて指輪をプレゼントするというシチュエーションに緊張するあまり、着けてあげるという事が全く頭に浮かばずに“着けてみて”を”試しに自分で着けてみて”という有り得ない意味に勘違いして自分の指に嵌めてしまったのです。
冷静に考えたら、そんな事をする訳ないのですけどね。
こんな失敗をする人もそうはいないと思いますが、プロポーズで指輪を渡したいと考えている会員さんは気を付けて思い出に残るイベントにしてくださいね!
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