ご成婚者データ
Tさん(48歳)
一つ一つの対応がとても丁寧で、誰に対しても笑顔で気を遣える方。
感受性が豊かで、涙もろい一面も。
Mさん(45歳)
嘘が吐けず真っ直ぐな性格の方。
気持ちもストレートに表現してくれる素直で優しい方。
Tさんとの始まりは桜が咲き誇るとある年の3月末の事でした。
ホームページの『お問い合わせフォーム』より無料説明会の予約を頂き、その通知時刻が平日のお昼だったのでお休みなのかなと思いすぐにお電話をさせて頂きました。
しかし、そのタイミングではお出にならなかったので
(もしかして、お昼休みに予約を入れて下さったのかな!?電話しちゃって申し訳なかったなぁ・・・。)
などと考えて夕方以降にまた電話してみようと思っていると、少ししてTさんから着信が。
お休みですかとお聞きしたら、仕事中だけど休憩時間に取り急ぎお電話を下さったとの事で恐縮&感謝。
とにかく手短にしなければと思い、ご挨拶もそこそこにお会いする日時と場所だけ決めてすぐに切りました。
お会いする前でしたが、その時の丁寧なご対応一つで素敵な方なんだろうなと思い約束した日が楽しみになったのを今でも覚えています。
そして、無料カウンセリング当日。
Tさんは通勤時に毎日エル・エル・ブライダル最寄り駅の金町を通っているとの事で、仕事帰りに途中下車していただきお話しをする事になっていました。
改札前で待ち合わせをしていたのですが、当然お顔は分かりませんので時間になってから電話をして合流。
初めまして、Tです。
Tさんは背が高くスラっとしていて、そして何よりもきちんと目で笑って下さる女性でした。
その頃はマスク必須のご時世だったのですが、表情が見えにくい分を目で表してくださるとホッとしませんか?
まぁ、Tさんはそこまで意識はしていないでしょうけど、自然とできているのが素晴らしいのです。
その後、駅近の喫茶店に移動してファースト・カウンセリングの開始です。
席に着きオーダーが済んだところでエントリーシートに簡単なプロフィールを記入して頂き それをベースに話しを進めていきます。
最初はお住まいの事や仕事の事等、当たり障りのないお話しをしていき段々と空気が温まっていきます。
しかし、
結婚相談所での婚活を検討し始めた理由やきっかけはございますか?
という質問をした辺りから少し空気が変わり始めます。
Tさんには少し前まで数年間お付き合いしていた恋人がいらっしゃったようなのです。
年齢的にその方と結婚するんだろうなと思っていたものの、具体的な話しになると理由を付けてはぐらかされてしまっていたようです。
何度か別れたりもしたそうなのですが少し経つと今度はまた結婚を匂わせつつ復縁を望まれて、Tさんも彼の事は好きだったので結局別れと復縁を繰り返しズルズルと時間だけが過ぎていったのです。
そして、今回お問い合わせを頂く少し前に別れたそうなのですが、このままじゃいけないと決意をして婚活をしようと思い至ったとの事でした。
しかし、このカウンセリングに至る前に早くも復縁したいと連絡が来ていたのです。
私の見立てでは、こういう男性はすぐに結婚をする決断もしないだろうし復縁してもまた時間だけが過ぎるだろうなぁと思いましたが、それは言いませんでした。
答えはTさんが自分で出さなくてはいけませんからね。
なので、色々な選択肢を提示させて頂いて
悔いを残さない為に、納得いくまで彼と向き合って考えてください。その上で婚活を選ぶのであれば、きちんとサポートさせていただきますので。
そんな話しをした頃には既に二時間ほどが経過していました。
ちょっと話しの内容的に重い雰囲気になっていたので、それを取り除く意図もあって軽い感じでこんな質問をしてみました。
そういえば、エル・エル・ブライダルの事は何で知って頂いたのですか?
空気を変えようと変えようと出した話題。
Tさんは意味ありげに笑みを浮かべます。
実は以前、こちらでお世話になった方からの紹介なんです。
えっ!?そうなんですか!?
ただ、結構前なので覚えていらっしゃるかどうか・・・。
任せて下さい。ウチは私一人でやってるんで、全員覚えている自信があります!
Wさんって言うんですけど・・・。
えっと、Wさん?・・・Wさん・・・Wさん・・・。
(ヤバい、何となく聞いたことある名前だけど全然思い出せない。誰だっけ??)
最悪だ・・・ウチを紹介してくださるような会員さんを忘れるなんて・・・。
というのが旧姓で、今はOさんになっています。
おーっ、Oさん!!ハッハッハ、もちろん覚えてますよ。
何となく聞き覚えがあったのは4年前に成婚退会したOさんの奥さんの名前だったからでした。
きちんと思い出せた事に安心して一息つきながら、ふと疑問がわいてきます。
続きます。
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