逆転の発想からする婚活

 結婚相談所に限らずですが、結婚相手を探すのには時間が掛かることも少なくありません。
 早い人は2~3ヵ月で決まりますが、長い人は年単位になってきます。

 そうなると

自分はどういう人と結婚したかったんだっけ?

活動し始めの頃は相手のビジョンが明確だったのに、今となっては何を基準にしたら良いのか分からなくなってしまった…。

 というように、迷走する方も出てきてしまいます。
 流石に「誰でも良い」というところまではいきませんが、このような状態でプレ交際等に進んでも成婚に進む自信が持てずにせっかくのご縁を逃してしまうこともあります。

 そういった方々は”どういう相手だったら結婚がうまくいく”という視点ではなく”こういう方なら失敗しないんじゃないか”という視点で相手を探してみるのも悪くないんじゃないかなと思います。
 活動が長くなってしまった方の多くは『これだけ頑張って婚活してきたんだから失敗したくない』という思いを抱え過ぎてしまうことが往々にあります。

 ハッキリ言って、絶対に失敗しないと保証される結婚はありません。
 離婚する夫婦は3組に1組なんてデータを見たことがある方も多いと思います。

 では、何故離婚に至ってしまったのかを学んでみましょう。
 それを知ることによって、お相手選びの参考になると思いますので。

 令和5年のデータになりますが、裁判所から『司法統計年報』というものが出ています。
 そこに離婚した夫婦の理由が出ていますのでご紹介します。

 まずは、女性側からの離婚理由。

 性格の不一致が1位なのは予想通りという感じですかね。
 あとは、経済的・精神的・肉体的な各種DVが上位にきています。

 続いて男性側からの離婚理由です。

 こちらも性格の不一致が1位となっていますが、女性よりも圧倒的に割合が大きいのが特徴的ですね。
 あとは精神的DV、異性関係、お金の浪費と続いていきます。

 この結果を見ると、統計的には男女共に性格の不一致が一番の理由で離婚になっているようです。
 ただ、理由が一つということではなく複合的に絡んでのお別れなのだとは思いますけどね。

 このデータを見ると結婚相手に相応しくない人のイメージができてきませんか?
 お見合いの時に聞くべき質問、交際時に見るべきポイントなんかが見えてくると思います。

 もちろん、最初は隠すことができてしまう器用な人も多いかもしれません。
 でも、何回も会っていると大抵ほころびが出てきます。

 それを見逃さないようにして、気になる点は一人で答えを出さずカウンセラーや信頼できる人に相談してみてください。
 そうしていくうちに自分が求める相手のイメージが固まってきますし婚活の軸ができると思います。
 あとは、そのイメージに合うお相手と出会えれば成婚へ向けて突っ走るのみですよ。

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この記事を書いた人

ひでのアバター ひで 代表カウンセラー

東京都葛飾区にある結婚相談所エル・エル・ブライダル(東証プライム IBJ 正規加盟相談所)の代表カウンセラーです。
シングルファーザー時代にIBJで婚活経験があり、ひとり親の視点でもアドバイスが可能です。
婚活の実体験等を書いたり、wikiになるような面白いブログを目指します。

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