36歳男性Aさんのご成婚レポート(3)

ご成婚者データ

Aさん(36歳)
 体を動かすのが好きで、強さと優しさを兼ね備えた方。
 見た目はマッチョなのでゴツゴツと硬い感じですが、内面は子どもやお年寄りに優しくて柔らかい印象というギャップが魅力。
 送って下さるLINEスタンプの選択センスが秀逸。

Tさん(31歳)
 笑顔がキュートで天真爛漫。
 可愛らしい性格ですが、きちんと自分という芯を持っている方。
 2歳の頃、お母様に叱られ「家を出て行きなさい。」と言われて素直に荷造りを始めたという微笑ましいけど破天荒な一面も。

目次

彼 or 彼女と結婚しようと思ったきっかけ、理由などを教えてください。

感覚、考え方が似ていること。
スポーツが好き。
( Tさんの)実家が近い。
相手を思いやる心を持っている。

誠実で優しいからです。
こんなに優しくしてくれる人を断るなんてバチが当たると思いました。
公園で子供がオモチャを水辺に落としてしまった時に拾ってあげたり、ドアを開けてあげたり、周りの知らない人達にも思いやりのある行動を取られていて、素敵だなと思いました。
一緒にいてラクですし、くだらないことで笑い合えるのも将来を想像するポイントになりました。

 Aさんは、 Tさんと大きな幹となる考え方が似ているのが大きかったようです。

 そして、考え方が異なる部分は“きちんと歩み寄って話し合いながら落とし所を決めていけるのが良かった”と仰っていました。

 ちなみに【実家が近い】のが良かったというのは、 Tさんが親御さんと仲が良いことを知っているので結婚した後にもし煮詰まるような事があったら実家に帰って息抜きをしやすいんじゃないかという配慮からのようでした。

 決め手になった訳ではないですが、この点も良いなと感じられたそうです。

 優しいですよねぇ。

(仲睦まじいお二人)

  Tさんは最初、自由に振舞いながらも Aさんどこまで信じて良いのか様子をうかがっているように見えました。

 その気になれば誠実さや優しさは取り繕うことができますからね。

 でも、当然そんなものは長くは続きませんし必ずボロが出ますが・・・。

 ただ、 Aさんと何度もデートを重ねるうちにそれが本物だと解って心惹かれていったんじゃないかなと思います。

 お二人がプレ交際に入ってちょうど一ヶ月くらいで Aさんの誕生日があったのですが、そこで一緒に過ごした後に

Tさんとの距離が近付いたような気がします。

 と仰っていました。

 この時点で、お互いに信じ合えるようになっていたんでしょうね。

結婚相談所への入会を迷っている方にアドバイスするとしたら?

現在している婚活をした3年後を想像してください。
目的を達成出来てますか?
自信が無いのでしたら、やり方を変える事も良い方法だと思います。

迷っている方は出会い方が結婚相談所ということに抵抗があるのだと思います。
まず、相談所で出会っても、恋愛をして付き合うことは何も変わりません。
早く結婚したいなら、早く結婚したい人が集まるところに行けばいいですし、恋人が欲しいだけなら合コンや紹介で充分です。
相談所なら結婚願望の無い人はいないし、既婚者が混ざっていたり騙されることが無いので安心です。

 お二人とも、結婚相談所の本質を捉えていらっしゃいます。

 まず、 Aさんが仰るように3年後と言わずに1年後でも良いので、結婚に関して自分がどうなっていそうか想像してみてください。

 そして、自分がどうなっていたいか想像してみてください。

 それは一致していますか?

 一致しているのなら、自信を持ってそのまま今の婚活を続けていってください。

 ただ、一致していなくて不安があるのであれば、まずは相談だけでもしてみてください。

 そして、 Tさんが仰ってくれた事はこのブログでも書いている事そのままですね。

 結婚相談所の最大の役割は、結婚したい人との出会いを提供する事なのです。

 当然、出会った後は結婚を見据えた恋愛をする事になりますし、こういったイメージが広まっていけばもっと結婚相談所が利用しやすくなるのかなと思います。

 だけど、このお二人。

 夫婦で結婚相談所を開いてもやっていけそうなくらい解っていらっしゃいます。

 私もそうですが、この仕事はやっぱり結婚相談所で活動した経験は大きいですからね。

結婚相談所で活動中の方にアドバイスするとしたら?

相手に共感してあげて、共感されるよう努力してください。
相手を認めてあげて、認めてもらえるよう努力してください。

まずは選ばれて選ぶ!
できるだけ多く自分に好意をもってくれる人を育てます。
その中で自分も好きになれそうな人を見つけます!
自分が選ぶ側なんて勘違いをしないことです(笑)
あとは自己分析をすることです。
どんな年齢層やスペックの男性から申込をされるか、自分の婚活市場価値を分析していました。

 これまたお二人とも、結婚はお相手ありきという大切な事を教えてくださっています。

 ”当たり前の事じゃん!”と思うかもしれませんが、結婚は一人じゃできないという事を忘れてしまうと周りや環境のせいにして結婚が遠のいてしまうのです。

  Aさんは、ほとんどの人が持っている“人から認められたい”という承認欲求を満たし満たされる事をお見合いの時に意識していたようですね。

 これをする事でお相手は自分の存在意義を確認できて心を開きやすくなります。

 中には、

いくら結婚の為とは言え、自分の価値観と合わない人を認める事はできないよ。

 と考える方もいるかもしれませんが、認める事と受け入れる事は別なので混同なさらないようにしてくださいね。

  Tさんからは”選ばれて選ぶ”を大きく色付けて書いてと言われましたので、リクエスト通り目立たせて頂きました

 でも、これも本当に本当にその通りで、いくら自分が相手の事を気に入っても相手に気に入られなければ先には進めません。

 それと、時には厳しい現実と向き合わなければならない自己分析と婚活市場価値調査。

 過去にモテた人でも、結婚相談所では厳しい状況になる方も少なくありません。

 その辺りの過去の自分と、今の婚活市場での自分の立ち位置のすり合わせをして現実と向き合う事はとても大切だと思います。

 お二人ともそうやって自分を成長させてきたお陰で、こんなに幸せな成婚をできたんだと思います。

カウンセラー宛てに一言お願いします。

大変お世話になりました。一人でも多く成婚できるようお祈り申し上げます。
お陰様で結婚のスタートラインに立つ事ができました。
ゴールはまだまだ長いですが、人生を2人でゆっくり歩んでいきたいと思います。

 こちらこそ、幸せな気持ちを分けて頂いてありがとうございました。

 Aさんはお酒を飲まないので退会手続きの時に食事をしながらお祝いをしたのですが、その二時間くらいの間に何回Tさんが可愛いって言葉が出たか分からないくらい幸せオーラも全開でしたし本当にホッコリした気持ちになれました。

 そして成婚者が一人出る度に、私自身もカウンセラーとして成長させて頂いている気がします。

 これだけ素敵なお二人なので、LoveLaughBridal(エル・エル・ブライダル)の名前に冠した通りのLove(愛)とLaugh(笑い)に満ち溢れた夫婦になってくれる事と思います。

  Aさん Tさん、この度は本当におめでとうございます。

成婚退会後のご様子。

 お二人は成婚退会後すぐに同居を始められ、その三ヵ月には入籍をされました。

 すぐにフォトウェディングを挙げられて、その四ヵ月後には新居を購入。

 婚活を始めてから一年以内にこれだけ状況や環境が変わり、

あまりの展開の早さに訳が分からなくなる時があります。

 と仰っていました。

 さらに、今はお子さんにも恵まれて変わらずに幸せ一杯に暮らしていらっしゃいます。

 これからも、末永く楽しく過ごしていって頂きたいと思っています。

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この記事を書いた人

ひでのアバター ひで 代表カウンセラー

東京都葛飾区にある結婚相談所エル・エル・ブライダル(東証プライム IBJ 正規加盟相談所)の代表カウンセラーです。
シングルファーザー時代にIBJで婚活経験があり、ひとり親の視点でもアドバイスが可能です。
婚活の実体験等を書いたり、wikiになるような面白いブログを目指します。

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